関東三十六不動尊霊場第30番札所の不動ヶ岡不動尊は、埼玉県加須市で古くから信仰を集めている真言宗智山派の寺院で、正式名称は玉嶹山不動院總願寺と言います。
仁和2年（866年）に重い病に掛かった光孝天皇の勅言により、三井寺の智証大師が彫った不動明王を祀ったのがはじまりとされ、成田山新勝寺、高幡山金剛寺とともに関東三大不動の一つ（諸説あり）とされる名刹です。
金色の山門は新しいようですが、行田の忍城から移築された黒門は総欅作りで加須市の指定有形文化財になっています。
私たちがお参りした時は静かで、参拝者もあまりいませんでしたが、節分の日は大変混雑するようです。
ご本尊のお不動さまをお参りし御朱印を頂いた後は、不動尊山門前にある創業200年の歴史という岡村屋さんで、加須名物のうどんを食べました。
老舗ですが気取ったところなどないお店で、値段もリーズナブルです。天盛うどんを頂きましたが美味しかったです。
不動ヶ岡不動尊の画像
