秩父の長瀞にある29番札所の苔不動尊は、正式名称を不動山白山寺洞昌院という真言宗智山派の寺院で、萩の名所として萩寺の名前でも知られています。
秩父鉄道の野上駅で下車して、車の往来が多い彩甲斐街道をトコトコ歩き、鉄工所の辺りから田舎道を行くと秩父の山を背景にした苔不動尊が見えてきます。
一見するとこじんまりとしたお寺ですが、本堂の裏手の山の方に奥之院があり、実際には大きなお寺のようです。
境内には一万本以上の萩が植えらているそうですが、私達が参拝に出かけたのは10月初旬で、残念ながら萩の季節は終わっていました。
お寺の奥様(?)のお話では、8月の終わりから9月の上旬にかけてが、一番きれいな盛りのようで、その時期に是非おいで下さいとの事でした。
本堂の中に入れて頂き、ご本尊のお不動さまの前で読経させて頂きました。