川越不動尊は正式名称を成田山川越別院本行院という真言宗智山派の寺院で、嘉永6年(1853年)に廃寺となっていた本行院に成田山新勝寺のご本尊の不動明王の分霊を開眼したのが起源といわれています。
明治10年に建物など全てを成田山新勝寺の管理に移して、成田山の最初の別院として成田山本行院と公称するようになり、現在に至ります。
近くにある喜多院(川越大師不動尊)の方が有名だと思いますけど、本行院は境内も大寺院である喜多院よりコンパクトですし、ご本尊が不動明王という事もあって、より庶民に近いお寺さんという印象を受けました。