目白不動尊は弘法大師が出羽・湯殿山(一説には羽黒山)で刻んだと伝えられる秘仏の不動明王像を本尊とする不動堂で、元は新長谷寺という真言宗豊山派の寺院で祀られていたそうです。
新長谷寺が戦災で大きな被害を受けて廃寺となったため、現在の神霊山金乗院(慈眼寺)の境内に移ったということです。
目白不動明王は自ら左腕を断ち切り、そこから火焔が噴き出すというお姿をしているそうですが、秘仏でもあり私達は目にすることは出来ませんでした。
都電荒川線の学習院下停留所から歩いて参拝しました。久しぶりに都電に乗車して、何やら懐かしい気分になりました。